パジェロジュニアとは
パジェロジュニアは、パジェロとパジェロミニの中間モデルとして、1995年にパジェロシリーズ第3弾として登場した5ナンバー規格の4WD車。
パジェロというよりは、パジェロミニのボディをそのまま大型化したようなビジュアルを持つ。主に、ワイドフェンダーとビッグバンパーによってパジェロミニの車体を大きく見せるといった手法だと思うが、居住空間は軽そのものといったもので、大型化の意義はあまりない。
駆動機構にはフルタイム4WDではなく、パートタイム4WDの「イージーセレクト4WD」を装備している。 この機構は80km/h以下ならば走行中でもレバー操作のみでFRと4WDの切り替えができるのが特長とされるが、パジェロジュニアより20年前のモデルスバルレオーネ1400の4WDは、モデル当初より走行中切り替え可能だった。なぜ、わざわざ「イージーセレクト4WD」などと命名したのだろうか?
1998年に、パジェロジュニアは生産終了し、車格を大型化したパジェロイオにその座を譲り。足かけ4年の短いモデル生命を終えた。
正直いって、一体どういう意図で作られたモデルなのかわからないパジェロジュニア。
三菱自動車は時折こういったモデルを発売することがあるが、おそらくは販売上の対処なのだろう。たまたま気に入った人間か、つきあい上の理由で購入する人が大半だろうが、トヨタ自動車の派生モデル展開などと比べると、ちょっと脇が甘いような気がする。
しかしよくよく考えてみると、軽自動車をラインアップしているメーカーはどこも、パジェロジュニアと似たような製品をリリースしてもいる。もっとも、それによる成功作というのは寡聞にして知らない。
ちなみに、愛知県三河地方ではこのパジェロジュニアを、一時期よく見かけたが、三菱自動車の生産拠点が岡崎にあったためというだけのことだろう。